コンサルタント向け商談・打ち合わせ議事録アプリ おすすめ(2026年版)
採用担当者、経営層、コンサルタントなどに利用されています。
コンサルタント向け商談・打ち合わせ議事録アプリ おすすめ(2026年版)
コンサルの議事録は、会議の記録であると同時に次の提案の材料です。クライアント先で交わした一言が要件になり、口頭の懸念が論点になり、その場の宿題が翌週の稼働になります。だからこそ、打ち合わせ当日中に議事メモを送ることが実質的な標準になっている現場も少なくありません。
問題はその現場の条件です。クライアントの会議室では自分のノートPCを広げにくく、参加者は3人から5人、発言の主が入れ替わり、議題は資料の順番どおりには進みません。手を動かしてメモを取るほど、議論そのものへの集中は落ちます。主要な選択肢を商談と打ち合わせの実務条件で比較しました。2026年版のおすすめ6つを紹介します。
コンサル向け議事録アプリ おすすめ早見(2026年版)
コンサルの議事録アプリのおすすめは次のとおりです。
- Speakwise : クライアント先での対面商談に最適(iPhone1台で録音・要約・話者ラベル・宿題抽出)
- Notta : オンライン商談とWeb会議が中心のコンサルに最適
- Otolio(旧スマート書記) : ファーム全体で議事録の書式を統一したい場合に最適
- ACES Meet : オンライン商談の内容分析まで行いたい場合に最適
- PLAUD NOTE : 専用レコーダーを常時携帯したい場合に最適
- Apple ボイスメモ : 費用ゼロで録音だけ確保したい場合に最適
対面の打ち合わせが多いほど、会議ボットの有無より「先方の会議室で自然に置ける端末かどうか」が効いてきます。
1. Speakwise:クライアント先の対面商談に最適
SpeakwiseはiPhoneのマイクで対面の会話を録音し、停止と同時に全文の文字起こし、要点の要約、発言者ごとの話者ラベル、そして会話から抽出したアクションアイテムを生成するiOSアプリです。オンライン会議にボットを参加させる機能は持たず、クライアント先の会議室という場面に設計が寄っています。
Speakwiseがコンサルの打ち合わせで強い理由
多くの議事録ツールは、ZoomやTeamsのURLにボットを参加させることを前提に作られています。オンライン商談にはそれで足りますが、クライアントのオフィスに出向いた打ち合わせでは一度も使われません。Speakwiseは、テーブルにiPhoneを置いて録音ボタンを押すという最小の手順から始まります。先方の情シス部門にツール導入を依頼する必要もありません。
宿題の管理も実務的です。会話の中で発生した確認事項や次のステップが自動で一覧になるため、帰りの電車で議事メモを組み立てる作業が「確認して送る」に縮みます。
3人以上の打ち合わせでは話者ラベルが効きます。2026年7月から対応し、誰の発言かを区切ったテキストが得られます。先方のどの立場の人が何を懸念したのかは、提案の組み立てに直結する情報です。
主な機能
- iPhoneのマイクによる対面録音:クライアントの会議室でノートPCを開かずに済みます。テーブルに置くだけで、参加者への圧迫感も抑えられます。
- 長時間の打ち合わせに対応:半日のワークショップやキックオフを1本の録音で扱えます。分割を意識せずに録れます。
- 話者ラベル(2026年7月提供開始):発言者ごとに区切られた文字起こしが得られます。複数のステークホルダーが同席する場で有効です。
- AI要約:録音停止後、要点と決定事項が自動でまとまります。当日中の議事メモ送付が現実的になります。
- アクションアイテムの抽出:会話中に発生した宿題、確認事項、次のステップが一覧化されます。
- 100以上の言語に対応:外資系クライアントとの日英混在の打ち合わせでも同じ手順です。
- テキストの書き出しとリンク共有:文字起こしと要約はコピー、エクスポート、リンク共有でチームや顧客に渡せます。
料金
App Storeの有料サブスクリプションです。最新の価格はApp Storeの商品ページで確認してください。
こんなコンサルタントに最適
- クライアント先での対面打ち合わせが多い
- 参加者が複数で、誰の発言かを分けたい
- 当日中に議事メモを送る運用をしている
- 案件ごとに宿題の抜け漏れをなくしたい
制限事項
- iOSのみ。Androidアプリはありません
- 外部サービスへの自動連携はなく、共有はコピー・エクスポート・リンク経由になります
- 音声処理はクラウドで行われます。守秘義務契約のある案件では、クライアントの合意と自社規程を必ず確認してください
- 電話での打ち合わせは録音できません。iOSは通話音声への外部アプリのアクセスを許可していません
2. Notta:オンライン商談が中心のコンサルに最適
Nottaは104言語に対応する文字起こしサービスで、ZoomやMicrosoft Teams、Google Meetにボットとして参加させられます。オンライン商談が案件の主戦場なら、参加者が録音操作をしなくても記録が残る点が実務的です。iOSアプリ、Androidアプリ、ブラウザ、Chrome拡張が揃っています。
リアルタイム文字起こしに対応するため、商談中に発言を画面で追いながら質問を組み立てることもできます。
主な機能
- 104言語の文字起こし
- Zoom・Teams・Google Meetへのボット参加
- リアルタイム文字起こし表示
- 話者の識別
- iOS・Android・ブラウザ・Chrome拡張
料金
無料プランは月120分まで、1回あたり3分の制限。プレミアムは年払いで月額1,185円、月1,800分でAI要約は月100回まで。ビジネスは月額2,508円で文字起こしが無制限、AI要約は月200回までです。
こんなコンサルタントに最適
- オンライン商談が案件の中心
- 海外拠点を含む多言語のプロジェクト
制限事項
- 会議ボットは対面の打ち合わせでは使えません
- AI要約に月間の回数上限があります
- 無料プランの1回3分制限は商談には使えません
3. Otolio(旧スマート書記):ファームで運用を統一したい場合に最適
Otolioは、2025年12月1日に「スマート書記」から名称変更した法人向けのAI議事録サービスです。エピックベース株式会社が提供し、累計7,000社以上が導入しています。議事録エディタ、音声・動画のアップロード、AIパックによる自動要約と清書を備え、ファーム全体で議事録の書式と品質を揃えたい場合に向きます。
個人のコンサルタントが自分の判断で契約する種類の製品ではなく、組織として導入を決める前提の設計です。
主な機能
- 会議の録音と議事録エディタ
- 音声・動画ファイルのアップロード
- AIパックによる自動要約、清書、要点抽出
- 法人向けの利用管理
料金
利用人数、月間の文字起こし時間、オプション要件で総額が決まります。目安は基本使用料が月10,000円から、AIパックが月15,000円からです。
こんなコンサルタントに最適
- 複数名のチームで議事録の書式を統一したいファーム
- 納品物としての議事録の品質を管理したい組織
制限事項
- 個人やフリーランスには価格帯が合いません
- 見積もりと社内調整のプロセスが必要です
4. ACES Meet:オンライン商談の分析まで行いたい場合に最適
ACES Meetは株式会社ACESが提供するオンライン会議特化のツールで、商談の記録に加えて内容の分析にも軸足を置いています。営業活動としての商談を数多くこなし、話し方や論点の傾向まで振り返りたい場合に検討対象になります。
記録を残すだけでなく、商談プロセス自体を改善したいチーム向けの製品です。
主な機能
- オンライン会議の録画と文字起こし
- 商談内容の分析
- チームでの共有と振り返り
料金
法人向けの個別見積もりです。最新の条件は提供元に確認してください。
こんなコンサルタントに最適
- 提案型の商談を数多くこなすチーム
- 商談プロセスの改善を組織的に進めたい場合
制限事項
- オンライン会議に特化しており、対面の打ち合わせには向きません
- 個人利用の想定ではありません
5. PLAUD NOTE:専用レコーダーを携帯したい場合に最適
PLAUDはカード型やクリップ型のAIボイスレコーダーです。Plaud Note Proの定価は30,800円で、本体は買い切り。録音した音声はアプリとクラウドで処理され、要約が生成されます。スマートフォンとは別に録音機を持つことで、バッテリーや着信の影響を受けずに録れる点が利点です。
商談の合間に立ち話で決まることが多い現場では、常時装着できる形状が効きます。
主な機能
- 買い切りの専用ハードウェア
- 録音から要約までのアプリ連携
- クリップ型のNotePinを含む複数モデル
料金
本体は27,500円から30,800円の買い切り。サブスクリプションはスタータープランが無料で月300分、プロプランが年16,800円で月1,200分、無制限プランが年40,000円です。
こんなコンサルタントに最適
- スマートフォンと録音機を分けたい
- 移動中や立ち話での記録が多い
制限事項
- 本体購入とサブスクリプションの二重コストになります
- 充電を忘れると録れません
- iPhoneをすでに携帯しているなら冗長になりがちです
6. Apple ボイスメモ:費用ゼロで録音だけ確保したい場合に最適
iPhone標準のボイスメモは、iOS 18.4以降で日本語の自動文字起こしに対応しました。録音を開いて文字起こしアイコンをタップするだけでテキストが表示されます。費用はかからず、追加インストールも不要です。
議事録を作るところまでは自動化されませんが、「録り逃さない」という一点だけを担保したい場面では有効です。
主な機能
- iOSに内蔵、追加インストール不要
- 日本語の自動文字起こし(iOS 18.4以降)
- 録音中のリアルタイム表示
- オフラインでの録音
料金
iOSに含まれ、追加費用はありません。
こんなコンサルタントに最適
- 短い打ち合わせや立ち話の記録
- まず費用をかけずに運用を試したい場合
制限事項
- 要約やアクションアイテムの抽出はありません
- 話者を区別しません
- 議事メモへの整形は手作業になります
コンサルの議事録アプリの選び方
- 対面とオンラインの比率を数える:直近1か月の打ち合わせを対面とオンラインに分けてください。対面が過半なら会議ボットは使われない機能です。オンラインが過半なら、URLに参加できるツールのほうが手数が減ります。
- 参加者の人数:1対1の面談なら話者ラベルは不要です。3人以上のステークホルダーが同席する打ち合わせが多いなら、誰の発言かを分けられるかどうかが後工程を左右します。
- 議事メモを送る速度:当日中に送る運用なら、要約とアクションアイテムの自動抽出が最大の時短要因になります。テキストだけ出るツールでは、結局その場で読み返す時間が必要です。
- クライアントとの合意:録音することは必ず冒頭で伝え、同意を得てください。守秘義務契約がある案件では、クラウド処理を伴うツールの利用可否を自社規程とクライアントの双方で確認する必要があります。
- 端末を増やすか:専用レコーダーは録音の安定性が高い一方で、購入費と充電管理が発生します。iPhoneをすでに持ち歩いているなら、まずアプリで足りるかを確認してください。
手持ちの商談音源で出力の質を先に確かめたい場合は、ブラウザで使える議事録AIツールにファイルをアップロードして比較できます。
よくある質問
コンサルの議事録作成におすすめのアプリは?
クライアント先での対面打ち合わせが中心ならSpeakwiseが有力です。iPhoneのマイクで録音し、停止と同時に要約、話者ラベル、アクションアイテムまで生成します。オンライン商談が中心ならNottaが会議ボットを備えており便利です。ファーム全体で書式を統一したいならOtolio、商談分析まで行うならACES Meetが候補になります。
商談の議事録を当日中に送るにはどうすればいいですか?
要約とアクションアイテムを自動生成するツールを使うのが最短です。録音を停止した時点で要点と宿題が一覧化されるため、移動中に内容を確認して修正するだけで送れます。テキストだけを出力するツールの場合、全文を読み返して要点を抜き出す作業が残るため、当日中の送付は現実的に難しくなります。
クライアントの会議室で録音しても問題ありませんか?
必ず冒頭で録音の許可を取ってください。日本の商習慣では、相手に伝えて同意を得たうえで録音するのが基本です。守秘義務契約がある案件では、クラウドで音声処理を行うツールの利用可否について、自社の情報管理規程とクライアントの合意の両方を確認する必要があります。判断はツールではなく契約条件に従ってください。
3人以上の打ち合わせで誰の発言か分けられますか?
話者ラベルに対応したツールなら分けられます。Speakwiseは2026年7月から対応し、複数人の対面会話を発言者ごとに区切って表示します。Nottaも話者の識別に対応しています。iPhone標準のボイスメモは話者を区別せず一続きのテキストになるため、複数のステークホルダーが同席する打ち合わせには向きません。
電話での打ち合わせを録音できますか?
iPhoneではできません。iOSは通話中の音声に外部アプリがアクセスすることを許可していないため、Speakwiseを含むサードパーティのアプリで通話を録音することはできません。電話での打ち合わせの記録が必要な場合は、自社が認めた別の手段を検討してください。対面の打ち合わせやオンライン会議の録音には問題なく使えます。
最終評価
コンサルタントにとっての議事録アプリは、記録を残す道具ではなく、打ち合わせから提案までの距離を縮める道具です。その観点で見ると、選択は「どこで打ち合わせをしているか」でほぼ決まります。
クライアント先の会議室が主戦場なら、Speakwiseが最も摩擦の少ない選択です。iPhone1台で録音でき、停止と同時に要約、話者ラベル、宿題の一覧が揃います。会議ボットを持たないという割り切りが、先方のオフィスでの使いやすさに直結しています。オンライン商談が中心ならNotta、ファーム単位で書式を統一したいならOtolio、商談分析まで踏み込むならACES Meetが現実的です。
どのツールを使う場合も、録音の同意とクライアント情報の扱いは技術ではなく契約の問題です。導入前に自社規程を確認してください。
App StoreからSpeakwiseをダウンロードして、次のクライアント訪問から議事メモの作成時間を短縮しましょう。
